出国前準備
カンボジア入国について
カンボジアへの入国には、日本のパスポートでは珍しいことですが、どんなに滞在時間が短くてもビザの取得が必要です。
ビザを取得するというと、日本のカンボジア大使館に行く必要がありそうで、なんだか面倒な気分になってしまう人もいるかもしれません。
しかし、ご安心ください。
実際は現地シェリムアップ空港で簡単に取得できますので、ほとんどの外国人は入国時の空港内でビザを取得しています。混雑具合にもよりますが、ビザを取得する時間は空いていれば5分もかからないでしょう。なお、飛行機内でCAさんがビザ申請用紙と出入国カード配ってくれます。
シェリムアップ空港でビザを取得する際に必要なもの
(2017年時点)

証明写真(4cm×6cm)
サイズはかなり適当です。はみ出てたり小さかったりしても本人と分かれば問題ありません。

30ドル
空港内にATMがありますが、日本を出国する際に30USドルを両替して行った方が安心でしょう。
ビザ申請用紙と
出入国カードに記載する内容について
手元にパスポートと飛行機のチケット、滞在先ホテルの住所メモを置き、それを見ながら書いていきます。名前や性別、生年月日、国籍や滞在日時などの他、主な必要事項は以下のとおりです
- 職業(会社員ならOffice Worker、主婦ならHousewife)
- 入国交通機関の番号(チケットを見て便名を)
- どこから出てどこへ行くのか(例)From Manila to Siem Reap)
- 入国目的(観光=Sightseeing)
- 滞在先での住所(事前にメモを用意しておきましょう)
- ビザ番号(取得はこれからなので、空白のままで)
- 税関申告が必要な物を持っているか(普通は No)
- 体調(Do you have any of the following symptoms?の部分。熱や風邪、痛みなどの体調についての質問です。たいていはNoだと思います。)
- サイン(Singnatureと書かれている部分。パスポートの署名欄と同じサイン)
カンボジアはUSドルを準備しましょう
USドルが使用可能なので、日本で出発前に両替しておきましょう。カンボジアではほとんどの場所でUSドル払いが一般的で、おつりは現地通貨リエルで戻ってきます。なお日本でリエルへの両替はできませんので注意しましょう。

現地通貨はリエル(Riel)
紙幣は50、100、200、500、1000、2000、5000、1万、2万、5万、10万の種類があり、硬貨はありません。
カンボジア北西部では一部タイバーツも流通しています。1USドルは約4,040リエル、100リエルは約3.0円です。

現地での両替
現地の空港やホテル、街なかの銀行や両替所では日本円からUSドルへの両替、または日本円やUSドルからリエルに両替できます。
ただし再両替が難しいので、両替は使う分だけにしておきましょう。