カンボジア料理(クメール料理)について、その特徴や代表的な料理を日本語で分かりやすくご紹介します。
カンボジア料理は、隣国のタイやベトナムの料理と似ている部分もありますが、「辛さが控えめで、ハーブやスパイスの香りが豊か、そして素材の旨味を活かした優しい味わい」が大きな特徴です。
1,クメール料理の主な特徴
- プラホック(魚の塩辛・発酵ペースト):
クメール料理の「コクと旨味」のベースとなる、なくてはならない伝統的な発酵調味料です。 - クルーン(スパイスペースト):
レモングラス、高良姜(ガランガル)、ターメリック、こぶみかんの葉、にんにくなどをすり潰したペーストで、スープやカレーのベースに使われます。 - 豊富なハーブと野菜:
ミント、バジル、ドクダミなど、たくさんの生野菜やハーブを料理に添えて一緒に食べます。 - お米が主食:
日本と同じくお米(インディカ米)が主食で、お粥や米粉の麺も大人気です。
2,代表的なカンボジア料理
カンボジアに来たら絶対に外せない、代表的な4つの料理です。
3,フィッシュ・アモック(Fish Amok / អាម៉ុកត្រី)
カンボジアを代表する宮廷料理の一つです。白身魚にスパイスペースト(クルーン)とココナッツミルクを合わせ、バナナの葉の器に入れて蒸した料理です。カレーに似ていますが、辛くなく、マイルドで濃厚な茶碗蒸しのような優しい食感です。

4,バイサチュルーク(Bai Sach Chrouk / បាយសាច់ជ្រូក)
カンボジアの定番の朝ごはん。にんにくや甘辛いタレに漬け込んで炭火で香ばしく焼いた豚肉を、ご飯の上に乗せたシンプルな丼ものです。きゅうりの漬物や、あっさりしたスープと一緒に食べます。

5,クイティウ(Kuyteav គុយទាវ)
米粉で作られた細麺を使った、国民的なスープ麺です。豚骨や鶏ガラからとった透明であっさりとしたスープに、豚肉、牛肉、エビ、もやし、万能ねぎなどがトッピングされます。ライムを絞ったり、チリソースを入れて好みの味に変えて楽しみます。

6,サムロール・マチュー・クロentities(Samlor Machu / សម្លម្ជូរ)
カンボジア人が大好きな「酸味のあるスープ」です。タマリンドやパイナップルを使って酸味を出し、魚や肉、空心菜などの野菜をたっぷり入れて煮込みます。暑い夏でも食欲をそそる、さっぱりとした味わいです。

★★★★ここがポイント!カンボジア料理は、タイ料理ほど辛くなく、ベトナム料理ほどパクチーが強烈ではありません。また、魚ベースの調味料(プラホックや魚醤)をよく使うため、「出汁(だし)の旨味」に慣れている日本人にとって、非常に親しみやすく美味しいと感じられる料理ばかりです。
★★★★カンボジアの歴史と豊かな自然(メコン川やトンレサップ湖の恵み)から生まれたクメール料理を、ぜひ楽しんでみてください!